投稿日 2025年9月8日
ストーリーの中心に「愛」があるドラマはたくさんありますが、その描き方は作品によって本当に違いますよね。
今回は、私が観て印象に残った2つのドラマをご紹介します。
どちらも今年ファイナルシーズンを迎えた人気作品で、ニューヨークが舞台のものです。
Netflix「YOU」:愛と執着が交錯する心理サスペンス
Amazon Prime Video「UPLOAD」:記憶と意識をクラウドに保存して死後も生き続ける未来コメディ
どちらも「愛」というテーマが根っこにある作品ですが、片方は背筋が凍るサスペンス、もう片方は笑えて考えさせられる未来ドラマ。
気分によって見分けると楽しさ倍増です!
「YOU」:愛が怖さに変わる瞬間
ニューヨークの書店で働く青年ジョーは、一見魅力的で優しそう。
でも好きになった相手を追いかける“愛”が、徐々に監視・支配・執着へと変わっていきます。
SNSやスマホを駆使して相手をコントロールする姿に、「こんなに身近な道具で人の人生を操れるんだ…」とゾッとすることも。
観ているうちに、「愛って一歩間違えたらこんなに怖いんだ」と感じさせられる、スリル満点のサスペンスです。
「YOU」の楽しさのひとつは、ニューヨークの街並みや日常風景がたっぷり見られるところ。
シーズン2~4は場所を移しますが、シーズン1とシーズン5はがっつりニューヨークです。
おしゃれなカフェ、賑やかな通り、地下鉄…。ジョーの生活や、彼のターゲットとなる女性たちの日常がリアルに描かれています。
都市生活の孤独や人間関係の微妙な距離感もドラマの緊張感を増してくれます。
主人公のジョーが経営する書店の店内や地下室は別撮りのセットですが、お店の外観はアッパーイーストサイドにあるロゴス・ブックストア(Logos Bookstore)です。
今年5月、ファイナルシーズン公開直後に実際に訪れてみました。

ベックのアパートメント(East 19th Street)にも行ってみました。
ジョーの気分になって覗いてみますか?

ジョーはよく青で囲んだところに立って、向かいの赤で囲んだ窓の中(ベックの部屋)をこっそり覗いていました。
実際の道は狭いので、絶対にバレるくらい近いです💦
「UPLOAD」:未来の愛とテクノロジー
邦題「アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~」の舞台は2033年。
肉体は死んでも記憶と意識だけはクラウドに保存され、豪華な仮想空間「レイクビュー」で生き続けるというもの。
レイクビューは豪華ホテルのような世界ですが、課金しなければ使えない機能や生活環境のランクが存在し、死後も続く格差社会が皮肉たっぷりに描かれています。
主人公のネイサンは事故で亡くなり、恋人の意向でアップロードされることになります。
レイクビューの住人となった彼は “エンジェル”と呼ばれる顧客サービス担当のノラと出会い、現実と仮想の壁を越えて心を通わせていきます。
こちらの愛は、物理的に会えない「距離のある愛」。
でもその距離があるからこそ、相手を思う気持ちが強く描かれていて、観ていて心が温まる瞬間もたくさんあります。
さらにAIガイをはじめとする個性的なキャラクターたちが、笑いとユーモアを添えてくれるのも魅力。
恋とユーモアと、ちょっぴりミステリーも交わる展開にワクワクが止まりません。
クスッと笑える場面が多い一方、脳をデータ化したり、人間がボディスーツを着て仮想空間に入っていくなど、「これ本当に未来にありそう…」とゾッとする瞬間もあったり・・・。
個人的には今年完結したドラマの中で一押しです!
『大好きニューヨーク』のAIキャラクター「AI-Zoko」誕生!
AI-Zokoトリビア:
ドラマ『UPLOAD』の仮想空間「レイクビュー」を管理するHorizen社に勤務するノラはブルックリンのダンボ地区の古いアパートメントに住んでる設定だよ。
実際の撮影はカナダで行われたんだけど、ノラのアパートやHorizen社の外観はブルックリンのFairway Market(現Food Bazaar)、レイクビューの外観はNY州のNew PaltsにあるMohonk Mountain Houseというリゾートホテルが使用されてるんだよ。