5つの行政区

ニューヨーク市は、マンハッタン、ブルックリン、クイーンズ、ブロンクス、スタテンアイランドの5つの行政区に分かれています。
大陸と陸続きなのはブロンクスだけで、マンハッタンはマンハッタン島、スタテンアイランドはスタテン島、ブルックリンとクイーンズはロングアイランド(ロング島とは言わない)の西部にあります。

マンハッタン区
ニューヨークの経済・文化の中心地。
タイムズスクエア、ブロードウェイ劇場街、セントラルパーク、五番街、国連本部、ハーレム、ウォール街、SOHOなど、ニューヨークを象徴する観光スポットの殆どはマンハッタンにあります。
マンハッタン島は一枚の岩盤でできており、特にミッドタウンとダウンタウンは岩盤の強度が高いため、高層ビルが多く建設されています。

ブルックリン区
マンハッタンの東側、ロングアイランド島にある区。
若者に人気のウィリアムズ・バーグ、ブルックリン橋のたもとのダンボ、ブルックリン・ネッツの本拠地バークレイズセンター、ビーチリゾートとして人気のコニーアイランドがあります。

クイーンズ区
5つの区の中で最大面積をもつ区。
高層マンション建設ラッシュのロングアイランド・シティ、中華街のフラッシング、空の玄関口ジョン・F ・ケネディ空港とラガーディア空港があります。
ニューヨークメッツの本拠地。

ブロンクス区
ニューヨーク市最北端、北アメリカ大陸本土に位置する区。
ヒップホップ、ブレイクダンスの発祥地。
ニューヨーク・ヤンキースの本拠地ヤンキースタジアムや広大なブロンクス動物園があります。

スタテンアイランド区
ニューヨーク市の南西部に位置する島。
マンハッタンとの間には無料のスタテンアイランドフェリーが運航されており、島内にはスタテンアイランド鉄道が走っています。
ブルックリンとはヴェラザノ・ナローズ橋で繋がっています。