『ホラー・オブ・ドロレス・ローチ』

先日アマゾンプライムでホラーコメディドラマ『ホラー・オブ・ドロレス・ローチ』を観ました。

シーズン1(全8話)、1話30分なのでサクッと観られます。

このドラマは、コメディタッチではあるものの一応ホラー要素というかエグいシーンが多いので、そういう類のものが苦手な方はご注意くださいね。

主人公のドロレスが16年の刑期を終えてワシントンハイツに戻ってくるところから始まるのですが、16年前と比べて住人の生活水準、人種、お店、通りの雰囲気などがガラリと変わっていて驚くというシーンがあります。

私も20年ほど前にワシントンハイツに住んでいた友人に呼ばれて遊びに行ったことがあるのですが、地下鉄を降りて地上に出たら、そこはスペイン語しか通じない世界でした。
本当にまったく英語が通じなかったんです。

友人が住むアパートメントの一階がお店(確かクリーニング屋さん)で、そこの人に「この上に住む友人を訪ねてきたけど入口がわからない」と言いたかったのですが、英語が通じないので、上を指さして「アミーゴ、アミーゴ」と繰り返すことしかできませんでした。
身振り手振りでなんとか言いたいことが伝わって、友人にも会えホッとしましたが、ニューヨークに英語が通じない地域があることを知らなかったので本当に驚きました。今は昔のお話ですね。

イーストビレッジのアルファベットシティやミッドタウンウエストのヘルズキッチン、そしてこのドラマの舞台であるアッパーマンハッタンのワシントンハイツなどは、昔と随分雰囲気が変わったエリアと言えると思います。


ここからはネタバレ注意です。

ドラマのストーリーは単純明快。
主人公ドロレスによって人が次々に殺されます。
最終的には主要人物ほぼ全員いなくなります。
人肉入りとは知らず、新作エンパナーダが大人気となります。
都市伝説にありそうだなと思いました。